育児ノイローゼ【なりやすいタイプと症状】子育てのイライラ

子育てにイライラはつきものですが、時にはストレスを上手く解消することができずに育児ノイローゼになってしまうこともあります。

すでにノイローゼ寸前と感じる方は、ノイローゼの症状が当てはまっていないかチェックしてみましょう。

そして、ノイローゼになってしまう原因と対処法を知って、うまくストレスを逃がす術を身につけていきましょう。

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そもそもノイローゼって何?

最初にも言いましたが、子育てにイライラやストレスはつきものです。

始めての子育てでストレスやイライラを全く感じない母親なんていうのは稀であって、イライラすることやストレスを感じること自体はごくごく自然なことです。

例えば、ご飯を食べ過ぎると苦しくなったり、胃が痛くなったり、お腹を壊すことがあったりしますが、これは普通のことであって病気ではありませんね。

一方、急にお腹が痛くなったり、苦しくなったり、胃が痛くなったりしてそれが治まらないと、もしかしたらこれは何らかの病気なのかもしれません。

これと同じで、子育てのストレスにも、ごく自然なものもあれば、少し心配になるようなものまであるのです。

そして育児ノイローゼになる場合、子育てで感じるごく自然なストレスを上手く解消できなかったり、イライラと上手く付き合えないことから発症することがあります。女性 イライラ

また、今自分の抱えているイライラがただの育児ストレスなのか、それとも育児ノイローゼなのかという判断も難しいところです。

別にノイローゼでなくても、大きなストレスを抱えて子育てをしている人は沢山います。

ストレスやイライラがあるだけでノイローゼと言われれば、子育てをしているお母さんのほとんどがノイローゼということになりますが、そんなことはありませんよね。

一般的にノイローゼとは、対象のものが辛くて我慢できなかったり、普通の生活をすることさえままならないなど、日常的なことに支障をきたすようなレベルのものだと言われています。

誰でも子育てには大きなストレスを感じていますが、それでも何とか自分なりに子どもの世話をこなせていれば問題はありません。

しかし、あまりのストレスに子どもに対して通常のお世話さえ出来ないほどであれば、それはノイローゼになっている可能性があります。

ノイローゼとは神経症と言われるもので、これは心の病の中でもまだ自覚症状が持てるレベルのものです。

自分で「自分はノイローゼかもしれない」と自覚することができるので、早いうちに気付けばそれだけ早く対処することができます。

また、ノイローゼは悪化するとうつに移行する可能性があるとも言われているので、早めの対処が必要です。

ノイローゼになることは恥ずかしいことでも何でもありません。

それだけあなたが頑張ってきた証拠です。

しかし、頑張り方が家族みんなにとって辛い結果に繋がっているのであれば、これからはそれを改善することが必要です。

もし、今自分は育児ノイローゼかもしれないという心配があれば、少しでも状況を変えていきましょう。

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ストレスでノイローゼになりやすいタイプ

人がノイローゼになる場合、ノイローゼ発症の引き金になるような何らかの原因があると言われています。

育児ノイローゼであれば、子育てで感じる何らかのストレスや不安が原因となっています。

しかし同じ内容のストレスを受けても、それが原因でノイローゼになる人もいれば、ならない人もいます。

ノイローゼになりやすい人は以下のような特徴がある場合が多いようです。

・完璧主義、理想主義

・真面目であらゆることに手が抜けない

・プライドが高く、人に弱さを見せられない

・感情の急変や激しい起伏がある

・情緒不安定である

・柔軟性がなく、融通がきかない

・自己中心的かつ依存的である

・強い恐怖感がある

・自分に全く自信が持てない

・過度な心配性である

・不安感が強く、何事も念入りに確認しないと気が済まない

・子育て以外のことでも大きなストレスを抱えている

・頑張り屋で、上手く息抜きができない

・傷つきやすく、落ち込みやすい

・繊細で、過剰に人の目が気になる

いかがでしょうか?自分はこの性質を持っているなと思う項目はいくつありましたか?

ただ、これらの性質をもっていたからといってノイローゼになるというわけでは勿論なく、強いストレスを感じた場合にノイローゼになる傾向があるというだけです。

ノイローゼになっていない?こんな症状に注意して。

まずは、ノイローゼの症状に自分が当てはまっていないかをチェックしてみてください。

・最近感情の起伏がなく、無表情で目がうつろになる

・子ども(子育て)に対して過剰な不安や恐怖を感じる

・どうしようもない孤独感に襲われる

・何もかも放棄して逃げ出したくなる

・何もやる気が起きず、興味も湧かない

・「何も考えられない」といった思考が停止したような状態になる

・子どもと二人きりになると動機や息苦しさを感じる

・突然涙が出てきて止まらない

・過食や食欲不振などの傾向がある

・偏頭痛やめまいがある

・不眠や睡眠障害がある

ノイローゼとは気持ちの面だけでなく、身体的な症状を伴うことも多いと言われています。

ストレスとは関係ないと思っていた身体症状が、もしかしたらストレス症状の一つかもしれません。

産後は誰もが育児ノイローゼになる可能性がある

妊娠・出産・授乳に伴い、母親のホルモンバランスは短期間のうちに激しく変動します。

そのため、子育てにストレスがなくても母親の気分は落ち込みやすい状態になります。→子育てのイライラ 妊娠出産に伴うホルモンが原因だった!?

さらに出産による体力消耗で身体的に大きな負担がかかる産後は、誰もが育児ノイローゼにかかりやすくなってしまうのです。

それに加えてノイローゼ傾向の性格を持っていると、更に注意が必要です。

よく聞く「マタニティブルー」という状態は、ノイローゼの中でも広く知られている一つです。

これが悪化すると「産後うつ」に移行してしまいます。

子育ては時間と共に楽になっていくものだと言われていますが、子育てをしていればいつ育児ノイローゼが発症するか分かりません。

自分はノイローゼ傾向の性質をもっていないか、ノイローゼの症状に当てはまっていないかをチェックし、もしその傾向にあるようならばすぐに対策をとっていきましょう。

子どもと離れて自分と向き合う時間が必要

リラックス女性9

ノイローゼになりやすい傾向をもっている場合、それを手放したり、緩めたりすことは大切です。

しかしそれは長年自分が培ってきた性格でもあって、徐々に変えていくことは出来ても、そんなにすぐに変えられるものではありません。

少しでも子育てが楽になるような考え方や性質に自分を持っていくことも大切ですが、まずは目の前の育児ノイローゼを解決することが大切ですよね。

その為には、子どもと離れて一人になる時間を持つことがおすすめです。

なぜなら、育児ノイローゼに陥っている状態で子どもと一緒にいては、解決するために気を休めることも、心に余裕を持つことも出来ないからです。

そもそもそれが出来ないからノイローゼにまでなってしまった訳なので、子どもと離れて一人になって、ゆっくり自分と向き合える時間が必要なんですね。

たとえば

・保育園に入れる

・定期的に一時保育を利用する。

・定期的に親に子どもを預ける。

・定期的に夫に子どもを預ける。

・定期的に預かってくれる人や施設に頼る。

この、定期的にというのは例えば一週間に1回とかでもいいのですが、大切なのは一時的にではなく「定期的に」預かってもらうということです。

一時保育であれば、週に1回と決めて預ける。親や夫にお願いする場合も、週に1回は預かってもらうことをお願いする。

すると一時的な息抜きとは違い、定期的に自分の時間を確保することができると分かるので、生活のリズムが作りやすくなります。

たとえ週に一回の休みであっても、自分の中にリズムをつくることで、心に余裕ができたり、子育てに対して客観的になれる時間をつくれます。

また、定期的にリフレッシュすること、自分の好きな時間を過ごせること、やりたいことを何も気にせずやれることでノイローゼ解消に役立ちます。

一つ気をつけたいのは、罪悪感を持たずに預けることです。

そのためには、気を遣わず気楽に預けられる先を見つけることも大切です。

また、子どもを預けるという行為自体に罪悪感を感じるお母さんは多いですが、子どもと一緒に過ごす時間に笑顔でいられることが何より大切なことですし、子どもにとってもそれが一番幸せなことです。

一人で子どものお世話をすることや、べったりと子どもと一緒にいることが大切なのではなく、子どもと過ごす時間に少しでも笑顔でいられる方がよほど大切です。

健全な心の状態を保つために出来ることは、自分のためだけではなく子どもの為にも積極的に取り入れていきましょう。

自分を苦しめているものは何?

Multicolored lollipops in the shape of heart

定期的に子どもと離れて自分だけの時間を過ごすことができれば、そのうち上手く気分転換やリフレッシュが出来るようになります。

そして、子どものことや自分のことを客観的に考える余裕ができたり、自分の気持ちと向き合うことが出来るようになります。

前半の方で、育児ノイローゼになりやすいタイプを見てみましたね。

そういった自分の持っている特性や考え方が、今回の育児ノイローゼの原因になっている可能性があるのであれば、今後はそれを見直していくことも大切です。

何も、その性格が悪いというわけではありません。

しかし、その性質を持っていることで今あなた自身が苦しいのであれば、見直すことでこれから先の子育てを楽にしてくれます。

◆ 真面目で手が抜けないこと

仕事をする面では大切で必要とされることですが、子育てにおいてはこういった特徴はストレスの原因になりがちです。

子育てにおいての「最善」とは、「手を抜かないこと」ではないと思うのです。

時に手を抜き、息を抜き、100点ではなく60点でも笑える自分になることが、その時の「最善」ということが子育てにはあります。

きっちりしたいという気持ちは分かりますが、「ほどほどでもいい」「完璧にやって疲れるより、少し手を抜いて笑顔でいる方がいい」「完璧にやらなくても別に死にはしない」というくらいの気持ちを持ちましょう。

◆ 人に弱さを見せられない

人に弱さが見せられないという場合、もちろん全てがそうではありませんが、中には自分の弱さを自分で許せないでいるという場合があります。

自分で許せていないもの、受け入れたくない部分だからこそ、人に見せるのが恥ずかしかったり、人に知られることでプライドが傷ついたりしてしまうのです。

自分のありのままを受け入れられないことは、子育てにおいても影響があります。

自分を受け入れられない気持ちはそのまま、子どものありのままも受け入れられない気持ちに繋がりやすいからです。

弱い自分を人に見せる以前に、まずは弱い部分がある自分を許し、受け入れることが大切です。

ありのままの自分でも「よし」と出来るようになったとき、人にそれを見せることが怖くなくなります。

結果、身近な人に自分の弱い部分を助けてもらえたり、素直に人に頼ることが出来るようになって協力を得やすくなります。

人は誰でも弱い部分を持っているものです。その弱さを否定するよりも、自分で認められた方があらゆる面で強くもなれます。

子育てをひとつのキッカケにして、人に頼れるという自分の一面を増やすチャンスにしたいですね^^

◆ 柔軟性がなく、融通が効かない

これも欠点ではなく、個人の特徴の一つです。

人に流されず、頑固なまでに自分を貫くという姿勢は時に大きな成果をもたらします。

しかし子育てにおいては、これはマイナスに働くことが多いでしょう。

子育ては必ずと言っていいほど、大人の思い通りにはいきません。

子どもにはまだ秩序やルールはなく、自由で自然体です。

そんな子どもを前に、「絶対に○○でなければならない」「必ず○○しなければならない」という自分の中にあるルール(枠)に囚われていると、親子共に苦しい結果にしかならないでしょう。

今まで自分が正しいと信じていたことは本当に正しいのか?

もし正しいとしても、もしかしたら時と場合によるんじゃないだろうか?

今まで当たり前のように守らなければいけないと思っていたルールは本当に必要なルールなのか?

それらは、本当に自分を幸せにしてくれるようなものなのだろうか?

もしかしたらそれは世間の目を気にしていただけのものではないだろうか?

子育てにおいては、自分の中にあるルールが本当に今必要なものか疑ってみる、もしくは枠を少し広げてみることも大切なことかもしれませんね。

育児ノイローゼを悪化させないために

女性 欠点

子育てにイライラしている今、もし「自分は今育児ノイローゼかもしれない」と思うのであれば、一人の時間をつくり、自分を苦しめているものを手放していく必要があります。

それには周囲の協力も必要ですし、自分の努力も必要ですが、無理をせずに自分のペースで進めていきましょう。

育児ノイローゼになりやすいタイプを挙げて、それを少しずつ変えていくことも大切だと言いましたが、誤解のないように言いたいのは、その性格が悪いわけではないということです。

ただ今回の子育てに関しては、それらの性質が良いように働かなかったというだけのことです。

どんな性質や性格にも、良いように働く場面と、そうでない場面とがあるんだと思います。

そして、もし良くない結果に繋がってしまうようなことがあれば、その場面に関してはやはり改善の必要があるのだと思います。

子育てにおいては、どうすることが正しいのかというものはありません。

改善方法だって人それぞれ違って当然だし、今をどう変えていくことでこの先の自分が良くなっていくかもそれぞれ違うと思います。

だからこそ、人が持っている正しさに振り回されず、自分が握りしめてきた正しさをもう一度見つめ直してみることが大切です。

その判断基準として大切なのは、「そうすることによって今の自分は幸せになれるのか」どうかだと思います。

それが正しいかどうか、人から評価されるものかどうかは関係ありません。

自分が笑顔になれるルールであれば、どんどん取り入れていきましょう。

そして、自分が苦しくなってしまうルールであれば、思い切って手放してみましょう。

子育てを頑張るお母さんたちが少しでも笑顔で過ごせることを願っています。

 

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2 Responses to “育児ノイローゼ【なりやすいタイプと症状】子育てのイライラ”

  1. ゆーこ より:

    この文章を読んで当てはまることが多かったです。

    でも、定期的にというところが難しく、夫も仕事詰めです。

    目の前にある家事さえも手がつけられません。ただのめんどくさかりなんでしょうか?

    • トミー より:

      ゆーこ様

      コメント読ませてただきました。
      記事の内容がご自身に当てはまることが多かったのですね。
      そして定期的にというのが難しい状況におられるのですね。
      目の前の家事さえも手がつけられないことが、めんどくさがりなのか、それとも少し疲れが溜まっているのかは、それまで(過去)のご自身の傾向にもよると思います。
      今までは何でもチャキチャキとこなしていたし、そうしたいタイプだったのに、急にそれが出来なくなったのであれば、疲れ過ぎているのかもしれませんし、今までものんびり過ごしてきた方だったのであれば、性格の可能性もありますね。
      ご主人も仕事詰めで、頼れる人もいない…ということであれば、定期的に休息をとるのは難しいので、家の中で少しでも、10分でも20分でもリフレッシュできる時間を持てるといいですね。
      それさえも出来ない状況であるのであれば、何の解決にもならない返答になってしまいすみません><

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