1歳の子育て疲れ 対処法

1歳の子育て、疲れてイライラ…。子育てで大変な時期は今だけだと分かっていても、今、目の前にある毎日がしんどくて辛いんですよね。頑張るママの悩みに対する対処法をまとめてみました。我が子の成長、毎日の子育て、不安や疲ればかり感じるんじゃなく、楽しく過ごしたいですよね。

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 この一年がチャンス?

1歳の子育て、泣きっぱなしの子どもと言葉は通じないし、夜泣きが酷くて睡眠不足は続くし、授乳の疲れでもうくたくた…。

1歳というこの一年間、子どもはめまぐるしいスピードで成長していくので、その変化が嬉しいのと同時に、その成長に対応していくのが大変な時期でもあります。

歩けなかったのが歩けるようになり、受け身から能動的になり、卒乳して離乳食を始め、言葉を理解しはじめ、自我が芽生えてきます。

睡眠時間も変わるし、人見知りを始め、外でも自分で遊ぶようになります。

この一年は、こうして徐々に赤ちゃんらしさから幼児へと変わってくるときですね。

それと同時に、親にとっては以前にはなかった苦労というものもでてきます。

今は1歳の悩みでも、この次は2歳の悩みがまっていて、次は3歳、4歳と、内容は変われど悩みはつきものです。

しかし、それを憂鬱に思うことなく楽しむことができれば、子どもの成長は親として嬉しいものですよね。

どうすれば、子どもの成長に悩まされることなく子育てを楽しめるのか、それを見ていきたいと思います。

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子どもの行動を知る

まず最初に、1歳の子どもがとる代表的な行動と、一般的な対処法をいくつか見てみたいと思います。

これは、1歳の子どものあるある行動と、それにどう対処すべきか、専門家の意見をまとめたものです。

物を投げるようになる

おもちゃ2

1歳の子どもでも、「あれがしたい」や「これはイヤ」という気持ちは大人と同じようにもっています。小さな子どもも大人も、基本的な感情というのは同じです。とくに、基本的な感情である恐怖感、嫌悪感、喜び、悲しみ、楽しいなどは、年齢に関係なく存在します。

ただ、大人には理性があるので、我慢したり、自分の欲求にうまく対処することができますが、理性が育っていない小さい子どもは、自分の感情を示すために、泣いたり、身体で表現したりするしかありません。

とくに、感情が豊かな子は、自分の欲求が満たされなかったり、何か不満なことがあると、すぐにそのときの「そうじゃない!これじゃない!」という気持ちを表現するために泣いたり、ものを投げたりします。

そして、1歳半ばにもなるとだんだんと力もついてくるので、しっかりと物を掴んで投げるようになります。「これじゃない!」という理由で物を投げることもありますが、投げること自体がおもしろいという理由で投げるようにもなります。

赤ちゃんは新しいことができるようになるとそれを繰り返すようになるんです。それは全体としてまだ出来ることが少ないので余計に、そのひとつのことに集中するようになるからです。

なので、「ちがう!」という表現としてだけでなく、自分が物を投げることができるようになったから何でも投げようとする、という行動をとります。

もし、怒ってものを投げている様子であっても、それは自分の怒りをなんとか示そうとしているわかりやすい行動です。異常なことでも何でもなく、育て方に問題があるわけでもありません。ただだからといって、子どもが何でもものを投げてしまうと親としても困るので、上手に対応していく必要があります。

子どもが怒って物を投げている場合、子どもは「これはイヤ!これじゃない!」という気持ちを持っているので、「○○が欲しかったの?」「○○しようか?」などと声に出して、子どもの気持ちをていねいに探ってみます。

それで子どもの気持ちが落ち着けば、「なるべく投げないようにしようね」と言って、物を投げてほしくないことを伝えます。こういうやりとりを根気良く続けていけば、そのうちに子どもは物を投げることで感情を示すというやり方をやめて、別の方法をとろうとするようになります。でも、それには半年くらいはかかるだろう覚悟が必要ですし、焦らずにその子のペースに合わせて進めていくことが大切です。

当然ですが、物を投げるといった行動に対して、子どもは一切悪気がありません。なので、それに対してきつく叱り続けると、子どもにとってとても大切な自己肯定感が得られず、心の深いところでの他者への信頼感が育ちにくくなります。なので、叱りつけるのではなく、「○○したかったの?次から投げるのはやめようね」と、その子の気持ちを理解してあげた上で、優しく教えてあげることが大切です。

夜泣きするようになる

睡眠のリズムを整えても、夜中に突然目が覚めてしまう子や、なかなか夜泣きがなくならない子もいます。夜中に突然起きてしまうのは、昼間の刺激が瞬間的によみがえっている可能性があると言われています。不安になったことや驚いた記憶を思い出し、それがたった今起こったことのように感じて泣いてしまうのです。

また、脳が発達すれば夢を見るようになり、夢と現実との区別がつかずに不安や戸惑いを感じて泣くこともあるようです。

しかしその場合、気持ちが落ち着いてきて安心できれば自然と眠りにつきますし、それだけ子どもの感受性が育っている証拠なので心配せずに優しくサポートしてあげるといいでしょう。

また、子どもがなかなか寝つかない場合は、睡眠のリズムが乱れている可能性があります。その場合は睡眠のサイクルを一度リセットした方がいいので、朝同じ時間に起きて、太陽の光を浴びるようにしてみてください。

朝に太陽の光を浴びることで交感神経が刺激されて、体内時計を整えてくれます。また、お昼寝の時間は長くても2時間までにするのがポイントです。

かんしゃくを起こすようになる

1歳2ヶ月ごろになると、感情表現が豊かになってくると言われています。楽しいときはご機嫌さんな笑顔を見せて声を出して笑ったり、反対に不満なことがあるときは怒った顔をして大声で叫んだりします。

自分の思い通りにならないと、かんしゃくを起こす赤ちゃんもたくさんいます。赤ちゃんがかんしゃくを起こすのは、自分の気持ちの表現方法をまだそれ以外に知らないからです。

この頃の子どもは、感情も豊かになり、やってみたいこと、試したいことがたくさん出てきます。しかしそれをやることが叶わなかったり、やりたいことを大人にうまく伝えることができないと、イライラしてかんしゃくを起こします。

しかしそれは、子どもが順調に成長できている証拠でもあるので、親としては「この子はいたって健康に育っているんだ」という捉え方もできます。

次第に子どもは話せる言葉が増えていくので、言葉で相手に自分の気持ちを伝えようとすることが増えてきます。

しかし、まだまだ数少ない言葉で自分の欲求のすべてを表現することはできません。すると、自分の気持ちを上手く表現できない苛立ちを感じて、かんしゃくを起してしまうことがあります。

かんしゃくを起こすのは、「この気持ちをわかってほしい!」というサインです。しかし、そうして素直にかんしゃくを起こせるのは、親への信頼感や「甘えていいんだ」という安心感があるからとも言えます。子どもがかんしゃくを起こしていてもあまり不安にならずに、かんしゃくが治まるまで子どもの様子を見ながら待つようにしてあげましょう。

かんしゃく

そうして気持ちが落ち着いてきたら、「〇〇しようか?」と遊びに誘ったりしてみて、子どもが気持ちを切り替えられるように誘導してあげます。

もし、お出かけ先で子どもがかんしゃくを起こした場合は、同じようにかんしゃくが治まるまで様子を見ながら待ちます。外には危険も多いので、かんしゃくを起こしていても、ダメなものはダメだとハッキリと伝えましょう。そして少し落ち着いてきたら、「これ食べようか?」や、「これなぁんだ?」など、子どもが興味を引くものを出して気持ちを切り替えてあげるといいでしょう。

イタズラをするようになる

1歳~1歳半頃になると、どこへでも歩いていけますし、指先も器用なので悪気なく色んなイタズラをするようになります。

しかし子どもにとってはイタズラではなく、探検みたいなものです。

赤ちゃんにとっては、目に映るものすべてが楽しそうなおもちゃに見えるのです。危ないものはできるだけ子どもの手の届かないところに置くようにし、台所やお風呂などの危険なエリアには入れないような工夫をしておくことが大切です。

離乳食を食べないときがある

子どもが離乳食を食べたり食べなかったりすることがあります。これでは体重も増えないし、発育に影響が出ると無理やり食べさそうとするお母さんもいますが、無理に食べさせるのはあまり良くありません。

食べたくないときに無理に食べさせようすると、かえって食事すること自体が嫌になることもあるので、子どもが「食べたい」という気持ちになるように工夫することが大切です。たとえば、ご飯で好きなキャラクターをつくってみるとか、キャンディ型のおにぎりをつくってみたり、かわいいお皿に入れてみるとかもいいと思います。

また、「自分でやってみたい」という気持ちが芽生えだす時期でもあるので、今までのように親が食べさせるよりも、自分の手に持たせて、好きに食べさせてみるのもいいでしょう。スプーンやフォークを持ちたがるなら、へたくそでも使わせてみます。自分でできる楽しさを覚えることで、食べることへの興味をもてるかもしれません。

なんでも自分でやりたがるようになる

食べる2少しずつ自分でできることが増えていくと、子どもはなんでも「自分でやってみたい」と思うようになります。今までは親が食べさせてくれるのをおとなしく受け入れていたのに、スプーンをつかんで自分で食べてみようとしたりします。

もしそういう「自分で食べてみよう」という行動が見られたら、それは成長の証。親がやってあげるのと比べて時間はかかるし、汚れたり散らかったりして大変ですが、子どもの「やりたい」気持ちを尊重してやらせてあげるのがいいでしょう。好奇心を押さえつけてしまうと食事そのものがつまらなく感じてしまうでしょう。

また、お着替えや歯みがきなど身の回りのことも「自分でやりたい」と思う場合もあります。いつまでも親がお世話しすぎると、「自分でやってみたい」という気持ちや、「こんなことが出来るようになった!」という喜びが増えていかないので、できるだけ子どもの成長意欲をサポートしてあげるようにしましょう。

次第にイヤイヤがはじまる

2歳に近づくにつれて、自立心が芽生えていきます。今までより更に「自分でやりたい」という気持ちが強くなってくるので、今までのように親が何かさせようとすると何に対しても「イヤ!」と言いはじめます。

これがいわゆる、イヤイヤ期と呼ばれるもので、「これをしようね」と言ってもイヤ、「お着替えしようね」もイヤ、「ご飯食べるよ」もイヤ、お風呂に入るのもイヤと、とにかく何でもかんでもすべてにイヤと拒否してきます。

かんしゃく3

お母さんとしてはどうしてもイライラしてしまいがちですが、まさしく自我が芽生えている証拠ですので、上手く対応していく必要があります。まずは子供の「自分でやりたい!」という気持ちを満たしてあげるようにします。ただ、なんでも自分でやりたいのにまだ上手にはできないので、そのギャップにイライラしてかんしゃくを起こすこともあります。

そんなときに、子どもの「がんばってやろう」としている気持ちを汲んでやらずに、親がさっさとやってしまうと余計に「イヤイヤ!」と泣き叫んでしまうこともあります。

また、「あなたがやると遅いからダメ」や「ほら、上手くできないじゃない」と否定してしまうと、せっかく芽生えた「自分でやってみよう」という向上心が傷ついてしまうこともあるので、「時間がかかってもいいから自分でやってごらん」という姿勢で見守ってあげるようにしましょう。

「お着替えするよ」というときに「イヤ!」という場合の多くは、お着替え自体がイヤなのではなく、何もかも親に決められるのがイヤだという自立心の現れですので、そんな時はふたつの服を見せて「どっちがいい?」と選ばせてあげると、自分で選んで着替え始めることがあります。「自分で選んだ。自分で決めた」という実感が欲しいのかもしれませんね。

お風呂に入るを嫌がったときは、「じゃあ今日は自分でやってみる?」と子どもにも出来ることは色々とチャレンジさせてあげましょう。そうしてチャレンジ型にしてみると、案外楽しく取り組んだりすることも多いようです。

対処の仕方よりも大切なこと

こうして、1歳の子どもに起きる変化、行動を見ていくと、想像するだけで大変そうですよね。

この記事を読んでおられる方のお子さんも、もしかしたらまさしく今この状態にあるかもしれません。お疲れ様です。

2歳になるとイヤイヤ期本番で、主に精神的に疲れることが多くなると思いますが、1歳のこの時期は、肉体的にも精神的にもダブルパンチで疲れる時期です。

そういった意味では、ある意味2歳より大変なのかもしれません。

見るからに大変そうなこの時期に、お母さんが疲れてしまうのは必至ですよね。避けて通れない道なのかもしれません。

だからこそ、“疲れすぎない”ことに注意しておかなければ、お母さんが潰れてしまいます。

では、その為にどういうことをしていけばいいのかを見ていきたいと思います。

身体の疲れに対してできること

最初の相談にもありましたが、「やらなきゃいけない事は山のようにある」というのは、家事のことでしたね。

ただでさえ、しっかりした睡眠もとっていない中での子育てです。そして1歳特有の行動に付き合わなければいけない…。

それなら、今は仕方がないと割り切って、家事は適当にしてしまうことです。

良い妻、良い母ほど、家事も育児も完璧にこなそうとしてしまい、逆に疲れてしまいます。

だけど、今の家族にとっては、キレイな部屋よりお母さんの笑顔です。お母さんの健康です。

お花

だからもう少し手を抜いてください。少しくらい手を抜いたところで、どうってことはないんですからね。

あなたの心と身体の元気が一番大切です。子どもと一緒に昼寝をしてください。家事なんて後回しです。

夫のためにご飯をつくってくたびれるなら、出来あい物のお惣菜をお皿にポンです。そして、ご飯を作る分のエネルギーを残しておいて、「おかえりなさい、無事に帰ってきてくれてありがとう」と笑顔で言えるなら、その方がいいんです。

部屋が少々散らかっていても、子どもが小さければそんなもんです。そんなことで家族の誰も不幸にはなりません。

もし、時間にも体力にも気持ちにも余裕ができたら、やれるときにやればいい。やれないなら、やらなくていいじゃありませんか。

大切なのは、あなたの心と体の健康です。それがあれば子どもは幸せです。

心の疲れに対してできること

上で挙げた、1歳の子どもの特徴と、それに対する対応がありましたね。

だけど、果たしてこれが本当に実践できるかと言えば、正直難しいですよね。

こんな時はこうしてあげないとなぁってことは分かっている。忍耐強く付き合ってやらないと、何度も優しく伝えてあげないとってことは、分かっている。

だけど、「分かっているけど、出来ないから参ってるんだよ…。分かっているけど、もう疲れて出来ないんだよ…。」という気持ちなんじゃないでしょうか。

自分の気持ちを押しこらえて頑張っていても、子どもが泣きやまなかったり、頑張っても頑張っても同じことの繰り返しだったりしたら…。

ずっと丁寧に言い聞かせたり、子供にとことん付き合うなんてこと、なかなか出来ることじゃないですよね。

じゃあ、どうすればいいのか。

そんなとき、一番大切にしたいのは、お母さん自身の状態を良くすることなんですね。

というのも、見ての通り、1歳の子どもは成長がめまぐるしくて、その一つ一つにしっかり対応することって本当に大変なんですね。

ただ、大変な中にも子どもの成長を感じる幸せや充実感や喜びが多いのと、大変な中に苛立ちや不満や自己嫌悪が多い場合とでは、同じ1歳の子育ての大変さでも、その疲れ方はまったくちがってくると思います。

1歳の子どもがとるこの行動は、この子の成長に必要なもの!と割り切って、親として上手く対処していくには、お母さん自身の心の状態が良くないと出来ないことなんですね。

上でも、「このように対応しましょう」と書いてありますが、どんなに良い対処法を知ったとしても、それを実践できる心の余裕がなければ、役立てることはできませんよね。

だから何より大切なのは、お母さん自身の状態が良いことなんです。

ここが土台であり、対処法や知識はプラスアルファなものに過ぎません。

今、子育てに疲れたからこそ、子育ての対処法から少し視点をずらして、まずは自分の気分を良くしていくことを第一に考えてみたいと思うのです。

今、できること

では、自分の状態を良くするためにできることって何でしょうか?

それは、“自分自身で自分を満たす”ということです。

どういうことか。

わたしたちは、自分の中に満たされないものがあるとき、誰かにその不足感を満たしてもらおうとしてしまいます。

「もっと大人しくしてくれたら…」「もっと言うことを聞いてくれたら…」「もっと優しくしてくれたら…」「もっと手伝ってくれたら…」

だけど、おそらく1歳の子育てに疲れている状態で、あなたを満足に満たせる人はあなた以外にはいないでしょう。

1歳の子どもは、成長に向けてまっしぐら。親の都合なんてこれっぽっちも考えられません。

夫はどうでしょうか。頼りたいところですが、いつも仕事で帰りも遅い。それでは、十分な対応はできないですよね。

それに、この状況に限らず、誰か他の人に自分の心を満たしてもらおうとしても、それはうまくはいかないでしょう。

だからこそ、自分自身で自分の状態を上げていく必要があるんです。

それは他の誰の為でもなく、あなた自身のために。

では、どうすれば、自分で自分を満たし、心の状態を良くしていけるのか。

それは、「日常から、気分が良くなるものの捉え方、考え方をしてみる」ということです。

物事には、全てに良い面と悪い面があるので、その良い面の方を見ようとすること、ということですね。

そんなことをして何になるのか。

単純ですが、それで気分が良くなるんです。

目の前の事態に対して、視野を広げて良い面を探してみると、少し気分が良くなり、心に余裕が生れます。

その余裕から、今まで出来なかった対応ができるようになり、そんな対応をできた自分を褒めることで、更に気分が良くなります。

一方、自分の気分が悪くなるような捉え方ばかりをしてしまうと、どんどん目の前の事態が悪く思えてきます。すると、嫌な気持ちになるものばかりに意識が集中してしまいます。

そうなってしまうと、それに対する解決策よりも、嘆きや苛立ちばかりが募り、もっと気分が悪くなってしまうことにもなります。

それが悪いことだと言っているのではありません。

ただ、物事にはすべてに良い面と悪い面というのが必ずあって、そのどちらに注目するかによって、私たちの気分は左右されやすいということなんです。

どちらの面を見ることが正しい、間違っているとかは絶対にないですし、物事にどんな意味づけをするかは、それを捉える人の自由です。

ただ、もし今、心が過剰に疲れてしまっているなら、それは、日頃から自分の心が辛くなる面ばかりを見てしまっている可能性が高いということなんですね。

1歳の子育ては大変なこともたくさんある一方で、幸せなこと、嬉しいこともたくさんあるはずです。

だけどそれは、見ようとしなければ見えてこないものかもしれません。

あまりに身体が疲れているとき、あまりに心に余裕がもてないとき、楽しさや喜びよりも、苦痛が勝ってしまうのも事実です。

しかし、子育てを楽しんでいる人は、大変な毎日の中にも何かしらの良い面を感じていて、それを楽しんでしまっていることが多いんですね。

同じ事態からでも、そのものの良い面を感じることで、自分で自分を満たし、心に余裕を生みだしているんです。

だから笑えるんですね。

夜泣きも、かんしゃくも、いたずらも、大人が疲れる原因とも捉えられるし、子どもの順調な成長の証とも捉えられます。

そんな風に捉えたところで、子どもの夜泣きやかんしゃくが、なくなるわけじゃないでしょう。

それじゃあ事態は何も変わらないじゃないかと思うかもしれません。

だけど、もしあなたが夜泣きを少しだけでも愛しく捉えることができたなら、子どものかんしゃくを少しでも成長の1ページと捉えることができたなら、あなたはその時、優しい顔をしているのではないでしょうか。

子ども自体は何も変わらなくても、それを見守るあなたの心が変わっているんじゃないでしょうか。

ものごとの良い面を見ることができれば、その事態に対する心の余裕が出てきます。

心の余裕が、表情や声色になって現れます。

その表情や声色を感じ取る子どもに、何か変化があるかもしれないし、ないかもしれない。

だけど、間違いなくあなた自身は楽になれるはずです。

心に余裕をもてたとき、視野が広がり、相手に対しても冷静な対応ができます。

子どもの一つの行動をとっても、その行動に何を見るか、それをどう捉えるかによって、自分の気分、感情を変えることができるんです。

どちらの面を見ることが正解かなんてことはありません。

ただ、目の前の出来ごとをすべて悲観的に見てしまうより、肯定的に捉えてみる方が、気分は良くなると思います。

そしてそれは、誰よりもあなた自身を救ってくれるはずです。

やり方よりも、まずは心

理想の対処法とかを知ると、その通りにできない自分に自己嫌悪したり、その通りにならない子どもに対して不安になったりしてしまいます。

だけど、そのやり方は一つの知識であって、絶対的なものではないはずです。

どの子どもにとっても大切なのは、「自分は愛されている」という実感や、自己肯定感、心の奥に刻まれる愛情や優しさや安心感、つまりは心の部分です。

育児書のような立派な対応ができなくたって、一生懸命、愛情をもって育てれば子どもはちゃんと幸せに育っていくと思います。

普通に生活しているだけでも感じますが、私たちは無意識に自分で自分を窮屈にしてしまっているように思います。

子育てでいえば、「親はこうでなければならない」「子育てはこうでなければならない」といった感じでしょうか。

これは、私たちが育ってきた環境からの影響なんでしょうが、全てのものに“正しさ”があるように思ってまうのです。

親として、子育ての正解を求めたい気持ちはごく自然なことなのですが、やはり、そもそも一人一人が全然違う子どもなので、万人に共通する正解は存在しないはずなんですね。

育児書のとおりにやって、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあるでしょう。

京都大学の名誉教授で、臨床心理学者の河合隼雄さんの著書「子どもと学校」にこんなことが書いてありました。

<私は子どもを育てる、というときに「植物」をイメージする。太陽の熱と土があれば、植物はゆっくりと成長してゆく。子どもを「機械」のように考えて、「こうすればこうなる」と、教師がそれをコントロールしようとすると、思いのままにならないことが出てきていやになるのではなかろうか。植物の成長を楽しんで見るような態度を身につけると、楽しみが増えてくるように思われる。>

これを読んで、なるほど、そりゃそうだと思いました。

そして、こう思えるには、やっぱり自分の心に余裕が必要だろうなとも感じました。

ただ、いくら良い面を見ていても、1歳の子育てが大変で疲れることには変りないと思います。

やっぱり心配だし、気になるし、親としての子どもの幸せを願うあまりに、心が休まらないときだってあるでしょう。

それが、子育てっていうものなんだと思います。

一生懸命の先にあるもの

少し話が変わりますが、スポーツや部活に打ち込んでいる人はキラキラしていますよね。

スポーツを本気でやっている人は、辛い練習を耐えなければなりません。

手を抜くことを自分でも許せないでしょうし、結果にこだわって猛特訓します。

筋肉痛や肉離れすることだってあるでしょうし、怪我をすることだってあるでしょう。そこには痛みが伴います。

でもだからこそ、そこから繋がる結果に心から感動できるんだと思います。遊んでいる人には味わえない感動がそこにはあるわけです。

朝から晩まで部活に励んでいる学生の姿も、キラキラしています。そこには本気で取り組む情熱と姿勢がありますよね。

友達と遊ぶ時間もなくて、しんどくて練習を休みたい時だって頑張ります。

だからこそ、試合に敗れると、本気で悔しがり、号泣し、とても辛いでしょう。

だけど、そこにはやはり感動があります。キラキラしています。

それだけ情熱をもって取り組んだ経験は、その子の人生を豊かにしてくれたはずです。

大人になって振り返ったとき、「思い切りやってよかった」と微笑ましく振り返れる思い出になるでしょう。

それは、何にも真剣に取り組むことがなかった人にはないものです。

辛い練習もなく遊んでいた学生は、その時は楽しかったかもしれません。

だけど何かに真剣に打ち込んだ人が振り返るほどの思い出も残っていないでしょう。

疲れた、大変だったという日々の先には、感動や豊かさ、振り返って懐かしく思える思い出があるのだと感じるのです。

つまり何が言いたいのか…。

1歳の子育てに疲れているあなたは、私はキラキラしているんじゃないかと思うんです。

やっぱり、子どもによっては手のかかる子、かからない子がいるのも事実です。

だから、手のかかる子を育てる方がその時は大変なものだと思います。

だけど、だからこその感動だってあるんじゃないかと思うのです。

今、あなたが子育てに疲れ果てているとしたら、きっとその先にしかないものがあるはずです。

それは、簡単にこなした子育てからは決して得られないものだと思います。

ものごとには、必ず良い面と悪い面があるんです。

だから簡単に、今が最悪だとは決めつけないでほしいのです。

今のあなたにしか得られないものがあると思いますし、今のあなただからこそ見えるものがあると思うからです。

1歳の子育てに疲れた…そこから見えるものはなんでしょうか?

それは、私には分からない。あなたにしか分からないことです。

それを経験したからこそ見える景色があるでしょうし、それを経験したからこそ感じれることがあるのだと思います。

そして、そこには必ず、素晴らしい面があるはずです。

一つの困難から、生き方そのものが変わることだってあります。困難の全てはより良い生き方へのチャンスでもあるんです。

それは、見ようとしなければ見えませんが、見ようとすれば見えてくるものだと思います。

どういう考え方や捉え方が正しいというのではなく、また幸せになるにはこうしなければいけない、というものもなく、“自分はこれから何を見て、何を感じて生きていきたいのか” だけだと思います。

大変な子育て、疲れることは勲章くらいに思っていいんじゃないでしょうか^^

そんな中でもあなたが見たいものを見て、感じたいものを感じ、日々を少しでも楽しく過ごせることを願っています。

 

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4 Responses to “1歳の子育て疲れ 対処法”

  1. もち より:

    1歳2ヶ月の子どもを持つものです。

    最近 かんしゃくがひどくなる一方で「わたしは一生懸命やってるのにどうして…」と疲れ果てていたときに辿り着きました。後半の子育てに疲れているけれどキラキラ輝いているという言葉を胸に頑張ります!

    この記事に出会えて、心の荷が降りました。ありがとうございます。

    • トミー より:

      もち様

      コメント頂きありがとうございます☆
      1歳2カ月のお子さん、とにかくかんしゃくが酷くなるお年頃ですよねぇ><うちも一緒ですよー!お気持ち分かります!!
      こちらの記事を読んで頂き、心の荷が降りたと言って頂けてとても嬉しく思っております!
      嬉しいお言葉をありがとうございました☆一緒にがんばりましょうね!!

  2. ちき より:

    1歳半の子供がおり、現在妊娠4ヶ月です。

    最近子供の自我の芽生えによりちょっとしたことでイライラしてしまいます。抱っこしながら子供の悪口を言ってしまったり暴言を吐いてしまったりします。どうしてこんなにイライラするのか。今だけなのか、妊娠中だから余計なのか、考えれば考えるほどイライラを通り越して悲しくなってきます。
    こちらの記事を読んで涙がこみ上げてきました。全てが今わたしが欲していた言葉でした。
    明日からは自分をもっと大事にしてがんばっていこうと思います。

    まとまりがなく申し訳ないです。本当にありがとうございます

    • トミー より:

      ちき様

      コメント頂きありがとうございます。
      現在、1歳半のお子さんを育てながら妊娠中とのことで、とても大変だと思います><
      体調は大丈夫ですか?妊娠中は身体の勝手も違い、疲れやすいですし、何かと気を遣いますし、そんな状態での1歳半の子育ては、本当に大変ですよね。
      また、妊娠中は急激にホルモンバランスが変わるので、それもイライラに大きく関係していると思います。

      ちきさん、本当に頑張っていますね。1歳半の子育ても、妊娠中も、どちらもお母さんにとって負担が大きく大変な時期です。それが二つ同時に来ているので、大変に決まっています。絶対に自分を責めたりしないでくださいね。そりゃ、イライラくらいしますよ。子育て、大変ですもん。妊娠中の体って、しんどいですもん。

      ちきさんも言われている通り、もう、今は存分に自分を大事にしてあげてください。
      今一番大切なことは、ちきさんの心身を優先し、大切にしてあげることです。
      もっと楽に、もっとゆるく、出来るだけ力を抜いて行きましょう^^

      寒い時期ですので、どうかお身体に気をつけて下さいね。
      イライラしても大丈夫ですよ☆悲しくなっても大丈夫ですよ☆全部大切な感情ですからね^^

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