子育てに疲れて 離婚したくなったら考える7つのこと

もう子育てに疲れた、離婚したい…と心を痛めているなら、私も一緒に考えます。どうすればその痛みをとることが出来るんだろう。離婚以外に解決方法があるかもしれません。きっと離婚に勢いはいりません。特にお子さんがおられるのであれば尚更ですね。離婚に繋がる問題の根っこを知ることが大切なのかもしれません。

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なぜ離婚したいのか考える

もしあなたが今、離婚を考えておられるのなら、とても辛い状態なのだと思います。今の生活を続けていくことに疑問があって、でも子どものことや離婚後の生活を考えると、離婚という選択が本当に正しいことなのか…子どもと自分の幸せのために、私は一体どうすればいいのか…と悩まれているのではないかと思います。

私に、どこまであなたの気持ちが理解できるでしょう…。それでも、少しでも力になれればと思っています。

あなたは今、どんな気持ちでおられるでしょうか。

子育てに追われ、思うように夫の協力も得れなかったとしたら…。

それは自分の人生を生きられていないような空虚感かもしれないし、世間から切り離されているような疎外感かもしれないし、自分が自分じゃなくなっていくような居心地の悪い感覚かもしれません。

イライラしたり悩んだり落ち込んだり。感情がぐるぐると激しく動くと、疲れてしまいますね。それは誰だって同じこと。まさしく私がそのタイプです。

あなたは今、この望まない状況に対する対処法を持てずに、どうしたらいいのか分からず今まさに苦しまれているのかもしれません。

子育てに関しても、分からないことへの不安、焦り、苛立ちをいっぱいかかえておられるのかもしれない。

そんな中で、パートナーとの関係にもいつの間にか優しさや思いやりがなくなってしまい、知らず知らずのうちにたくさん傷ついてしまったのかもしれません。

そうしてギリギリまで追い込まれてから、私たちはふと思うのです。なんでこうなってしまったんだろう…こんなはずじゃなかったのに…と。

悩む女性1

全てに疲れ果てた結果、「全てを終わりにしたい」という状態になってしまう。そういうことはあなただけでなく、私にだって、誰にだって起こりえることだと思います。

私たちは、対処法の分からない状況に出くわすと、神経がすり減るものです。私にとっても「分からない」ということは、とっても怖いことです。

しかしそれは、「分かってしまえば」怖くないということにもなりますね。

子育ても大変で、パートナーとの関係も上手くいっていないとなると、そんな状況から逃げ出したくもなると思います。現状から解放されたいという気持ちになるのは自然なことだと思います。

だけど、解放される方法は離婚以外にもあると思うんです。だから私はそこを考えたいと思っています。

ご存知ですか?私たちには、現状を変える力がちゃんとあることを。

ただまだその方法を知らないだけかもしれません。

今まで、その力を発揮するチャンスがなかっただけかもしれません。

しかし、それなら、今がその絶好のチャンスだと捉えることもできます。

そう、ピンチはチャンスなのです。

自分の意志と行動で、現状を変える方法を身につけてしまえば、その知恵は一生私たちを支えてくれます。

私もそうですが、あなたの人生もきっとまだまだ長いと思います。今から残りの人生の舵をとることができれば、これからの人生が随分楽しくなりそうですよね。

それはもちろん、あなたのお子さんの人生にも大きなプラスになりますし、あなた自身に対しては言うまでもなく素晴らしい変化になると思います。

では、現状を変えるには、離婚以外にどんな方法があるかを一緒に考えていただき、それをじっくりと見つめた後で、あなたにとって最善の道を選んでほしいと思います。

※世の中の離婚にはたくさんの理由がありますが、今回は子育てによる疲れや苛立ち、それに対するパートナーとの関係の悪化といったところに焦点をあてた離婚について考えていきますね。

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我が子をどんな子どもに育てたいか考える

離婚の話なのに、どうして子育ての話をするのかと思われたかもしれませんね。だけど子どもがいる以上、これはとても重要なことだと私は思っています。

あなたは自分のお子さんがどんな子に育ってほしいと思っておられますか?もちろん多くの願いがあるとは思います。たとえば私なら、優しく思いやりのある子に育ってほしいと願うと思います。これはおそらく、一般的な願いですよね。皆さんはどんな願いを持っていらっしゃいますか?

たとえば、ここでは「思いやりのある優しい子になって欲しいな」という願望に焦点を当ててみたいと思います。

どうすれば子どもは、私たち大人が願うような“思いやりのある子”に育ってくれるのでしょうか。

勉強やスポーツに強くなって欲しいなら、お金を払って専門のコーチに見てもらえば身につくと思いますが、思いやりや親切心を身につけてくれるコーチというのは、あまり聞いたことがありませんよね。

そうなんです。こういった人間性は、その子自身が育つ過程で長年をかけて身につけていくしかないんですよね。

人間には、もともと良心が備わっているのだそうです。しかしその良心は、放っておいても育つというわけではないようです。この生まれたての良心を育てるには、だれかがだれかを思いやっている姿を、日ごろから身近にたくさんたくさん見る必要があるのだそうです。ということは、親切な子に育つには、親切な人をたくさん見ながら育つ必要があるということですね。

これには、人間が持つある能力が関係しているのです。それが、人間特有の“高い学習能力”です。

人間の学習能力がいかに高いか、ここで分かりやすく、「狼少女」という女の子の話を紹介したいと思います。これは児童精神科医の佐々木正美さんが書かれた「子どもへのまなざし」という本の中に書かれていた実話です。

その女の子たちはインドにある狼の洞窟を出入りしていたところを発見されました。狼に育てられた2人の少女、一人が8歳、もう一人が4歳くらいだろうと推定されました。

発見の後、人間のもとにもどし、ケアをしている中で様々なことが分かりました。

まずは、狼少女は二本足では立って歩かず、四つ足で狼と同じくらいすばやく移動できるのです。

これはどういうことか。身近にいた親が、四つ足で移動していたということです。

通常、人間の赤ちゃんは9ヵ月頃からつかまり立ちし始めます。しかしそれは人間だから立つのではなく、周りの大人たちがみんな二足で立ち、歩いているから、それをマネした結果だとうことが分かったのです。

人間として生まれてさえくれば、人間らしく振舞うということではないのですね。

人間らしく振舞う人たちの中で育つから、人間らしく振舞うようになるということです。考えてみれば当然のような気がしますが、改めてそう聞くと、なるほどと思う話です。

従って狼少女の場合、周りの親たちが四つ足ですばやく移動していたから、それと同じように振舞うことを自然と身につけたのです。

また人間の赤ちゃんであれば、上手にできないにも関わらず、手で食べ物をつかみ、それを口に持っていきます。それは周りの大人たちが、お箸やフォークで食べ物を口に持っていっているのを見ているからです。

狼少女の場合は、“前足”のように両手で食べ物をおさえて、そこへ口を持っていきます。親の食べている姿を見て、物の“食べ方”というものをそのように学習したからです。

人間は日本で育つと日本語を話せるようになり、フランスで育てばフランス語を話せるようになります。それは日本人だから、フランス人だからではなく、その音を身近で聞きながら育ってきたからです。

狼少女は、人間が聞いている限り本物と聞きわけがつかないくらい、見事な狼の遠吠えをしたのだそうです。

この話は少し極端な例ではあるものの、人間は、身近で見て学習したものを見事にマネる生き物だということが分かる話だと思いました。

そしてこのような学習能力は、子どもの年齢が小さいほどに盛んに発揮されるのだそうです。小さければ小さいほどお手本どおりに育つということです。たとえば、ある程度大きくなってから狼と一緒に暮らしても、いったん定着した人間らしさ(二本足で歩くなど)は失われないだろうと思います。

この本の通りだとすれば、私たちは、小さい時に学んだことがある程度の路線と方向を決めてしまうということですね。

注)もちろん、大きくなってからの修正も可能だと思います。それは、大人になってからでも「過去をどう捉えるか、過去から何を学ぶか、過去にどんな意味をつけるか」などを考えることで、過去に振り回されることなく自由に生きていく方法です。これを実際にされて、過去の悲しい出来ごとからは考えられないくらい素晴らしい人生を送っていらっしゃる方も実際におられます。しかし、並々ならぬ努力が必要だっただろうと思います。

さて、ここで話を戻しますね。

もし私たちが、子どもに思いやりのある愛情深い子に育ってほしいと願うのであれば、私たち大人が人に対する思いやりや愛情のお手本を日頃から見せる必要があるということになります。

小さい子どもにとって一番身近なお手本、それはやはり両親ということになります。

子どもは、親の言うことはあまり聞きません…。

でも、親のやっていることはよく見ているし、よくマネますよね。

喋り出した幼い女の子が、おもしろいくらいお母さんの口癖をそっくりそのまま使っているのをよく耳にします。

母親が父親に言う言葉をよく聞き、父親が母親にする態度を子どもはよく見ています。

人間の子どもが、見たもの、聞いたものをマネして育っていくのだとすれば、私たちは何を見せ、何を聞かせるべきなのか…考えさせられますね。

離婚以外の解決方法を考える

こんな話をすると、子どもがよく見てマネをするのであれば尚更、こんなケンカばかりの不幸な毎日に終止符をうった方が子どものためにいいんじゃないかと思うかもしれませんね。

確かに、両親が思いやりを示せず、子どもの前でケンカばかりしているのであれば、幼い子どもに良い影響は与えられなくなってしまいます。

しかし、現状を変えることはできるんです。

今の悩みや苦しみを解決する方法に、どんな手段があるのか。

私は、いつも自分の中でちょっとでも選択肢を増やし、それらをじっくり掘り下げて比較し、どの選択が自分の人生に長い目でみてプラスであるかを考えるようにしています。

どんなに後悔しても、私たちは過去を変えられませんよね。

過ぎてしまったものは、もう仕方がない。今までのことは、もう過ぎ去ったもの。

だけど、これからの道は、今から十分に変えていけるんです。

だからこそ、これからあなたが選ぶ道が、あなたにとって最良かどうかをじっくりと考えましょう。

この悩みを解決するには、離婚以外にも選択肢があると思っています。

私の考えをお伝えしますね。だけど、どの道を選ぶか決められるのはあなただけです。

私の意見が、あなたの生き方に合うかは、私には分かりません。色んな意見を取り入れてもらって、ご自分の中でじっくり考えた上で覚悟をもって一つの道を選び、納得した上で明るく幸せに進んでいって頂ければ嬉しいです。

現状を変える為にやること

まず、私は子育ての疲れや苛立ち、夫婦間での意見の不一致、パートナーの協力を得られなくても、慌てて離婚することはないと思います。

だからといって、だましだましに現状を乗り切ればいいとも思っていません。

そんな状況を続けることはあなただけじゃなく、お子さんや夫、家族全員にとってとても辛いものだと思います。

特に幼い子どもにとっては大打撃になってしまいます。

子どもは、乳児から幼児の時期に、人としての根本的な優しさや思いやり、人への信頼感の土台を作ると言われています。

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この土台のでき具合は、その子のその後の何十年という人生をすべて乗っけるわけですから、乳幼児というのは、とてもとても大切な時期なのです。

こういうと今の環境に焦りを感じたり、脅しているように聞こえるかもしれませんが、もちろんそんなことを言いたいのではないです。

調べてみると、子どもが乳幼児期に受けるあらゆる刺激が、どれほどその後の人生に大きな影響を与えるかを知らないまま育児をされている方が大変多いようなんです。発達心理学の分野にあたるところですね。

しかし、今からでも十分、我が子に良い影響を与えていくことはできます。

ではどうすればいいのか。

私が思う最善の解決法は、「夫婦関係を作りなおす」ということなんです。

「そんなこと…できそうもない…」と思うかもしれませんが、あなたが本当にそれを望んでいるのであればできます。

何故ならあなたにも私にも、現状を変える力があるからです。

ただ、何も行動しなければ、何も変わらないです。

でも行動さえ起こせば、夫婦関係は努力次第で必ず思いやりや愛情の溢れるものになります。

それには、やっぱり努力は必要です。

「私にはそんなことできない」と思われますか?

大丈夫です。やろうと思えば…あなたにも必ずできます。

必要なのは、「絶対に夫婦関係を良くしてみせる!」という決意と、「私は必ずより良くすることができる!」と信じることです。

ちょっと熱血系ですが…

でもすごくシンプルですよね。きっと付き合いたての頃とか、結婚したての頃とかなら、誰でも持っていた感情なのかもしれません。

でも、気がつくといつの間にかその気持ちを忘れてしまっていたり…。

こういった気持ちが人に定着するためには、何度も何度も繰り返しその気持ちを持ち、さらに行動に移す必要があるそうです。

それでも私たちは、なかなか態度に出したり、行動に移したりできないものです。

何でも最初は勇気がいります。

もしくは私たちが勇気を振り絞らなくてもいいくらい、身近な誰かが当然のように振舞うお手本を何度も見る必要があった。

あなたのご両親はどうでしたか?

もしかしたら、両親はあなたが成功を確信するほど繰り返してそういったお手本が示せなかったかもしれません。

しかし私たちは今からでもその思いを行動に移すことができるし、自分が見ることの出来なかったお手本を、あなたのお子さんには示せるようになります。

私たちは代々引き継がれるお手本を見直し、我が子に新しい生き方を教えることができる。これは親としても嬉しいことです。

現状に悩むためにエネルギーを使うなら、現状を変えることにエネルギーを使った方がよほどいいと思います。

夫婦関係は私たちの努力によって必ず良好にできる。

私は、以前までとてもくよくよする性格でした。必要以上にマイナス思考だったと思います…。

そんな自分に嫌気がさして私はよく自分に対してこう言っていました。

「この先、こんな気分を一生続けて生きていきたいのなら、今のままでいなさい。自分の人生を創っているのは自分自身なのだ。」

少し硬い表現ですね、つまりは「私、一生こんな自分でいいの!?これが私の創るストーリー!?自分で書いているわりに全然この話好きじゃない!」という気持ちだったのです。

私はくよくよする度に、何度も何度もこれを自分に言い続けました。

私たちは自分の生き方を好きなように書けますし、その通りに生きることができます。

あなたはどんな妻になりたいですか?どんな母でいたいですか?

例えば私は、いつも笑顔でいる人になりたかったのです。しかしいつも思うように笑うことができていないような気がしました。何かとくよくよしていたからです。

しかしある時私は、すぐにでも笑顔の自分になれることに気付きました。私には頬っぺたに筋肉があり、それを自由に動かすことが出来たからです。

少しバカバカしい話に聞こえますが、笑顔になるための方法は、笑うことだと気付いたのです。

明るい気持ちになりたいのなら、明るいことを考えればいいんだってこと。

物事は私たちが思っているより案外シンプルなものだと思ったのです。

そして、私たちにはそれらを実行する多くの自由が与えられているということも。

笑いたくても笑えない、選びたくても選べない、ということはないのだと。

なのに私たちは何故か、それがとても難しいことのように感じてしまう時があります。

「そんなことはとてつもなく難しい。だから私には無理なんだ」と、私はそう信じていました。

だけど、そんなことに全エネルギーを費やして心が張り裂けるほど悩む必要はなかったんだと今になって思います。

今思うと私は、新しい一歩が怖くて、悩むことでその場に留まることを自分で選んでいたのだと思います。もしかしたら、悩むことでぽっかりと空いた心を埋めていたのかもしれません。もしくは新しい自分になることが、なんだか怖かったのかもしれません。

しかし悩むことにエネルギーや時間を使うよりも、今をどう楽しく過ごすか、どうすれば自分を好きになれるかにエネルギーや時間を使った方が人生が楽しくなるのだと気付きました。

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もしあなたに、なりたい自分像や、思い描く未来があるのなら、「無理だろう」と思うエネルギーを、そっくりそのまま、「とりあえずやってみようじゃないか」という方に使ってほしいと思います。

そっちの方が人生はずいぶんと楽しいです。

夫婦関係を良くするために何ができるのか

夫婦関係に話を戻します。ちょっと想像してみてください。あなたの理想の夫婦はどんな夫婦ですか?

例えば、お互いに思いやりがあって、愛情と笑顔の溢れる夫婦関係なんていうのは、どうでしょう。

たとえ今の関係がそうでなくても、このような夫婦関係を築くことは出来ると思います。

方法はたくさんあると思いますが、ここでは、私が実践したことを紹介したいと思います。

私は、とにかくパートナーに自分の思いを伝える、ということをしました。

しかし、この「思いを伝える」という行為、まぁ要は話し合いですね。これには、大きな落とし穴があります。

この落とし穴に落ちないようにするには、大切な工程があるんです。

それは、「夫婦問題を通じて、自分自身と向き合う」ということです。

例えばあなたは今、パートナーの何に対して不満を抱えていますか?

子育てに対して無関心なことですか?非協力的なこと?それとも口うるさく言われることでしょうか?もし明確でなければ、自分の気持ちを洗いざらい、紙に書き出してみてください。とりとめのないことでもいいです。とにかく思いついた言葉、感情、願い、何でもいいのでとにかく閉じ込めてきた気持ちを全て紙に書いてください。見栄や嘘はだめですよ^^誰に見せるわけでもないので、とにかく全部本音を紙にぶちまけちゃいましょう。

ここに出てきた言葉は、すべてあなた自身です。目をそらしたくなくような感情だって、あるかもしれません。だけど、その感情も、まぎれもなくあなた自身であることをしっかりと受け止めてみます。

私たちは人と揉め事や問題があると、ついその「問題、トラブル」だけを見てしまいがちです。

でも、本当に大切なのは、そのトラブルを通して自分自身を見ることなんです。

なぜ、それを「トラブル」だと思っているのか。自分はそれの何が嫌で、「問題」だと捉えているのか。

自分の本音をくみ取ることが出来て初めて、問題の根っこに何が潜んでいるのかを見つけることができます。

だから話し合いをする前に私が注意したのは、パートナーに思いを伝える前に、まずは自分が自分の気持ちを徹底的に理解することだったんです。

もちろん、見たくない感情や、考えたくない事、知りたくない自分の本音などもわんさか出てきました。でも、自分自身を理解して受け入れない限り、相手を理解して受け入れることも出来ないと思うのです。

だから、自分の本音を受け入れることは一番大切だと思っています。

そして、どんな感情であっても、良い悪いで決めないでおくことも大切です。

感情は、良いとか悪いとかではなく、ただ「自分はそう思った。そう感じたんだ。」という事実に過ぎないと私は思うからです。

だから、自分を善人にも悪人にもせず、その紙を眺めながら「そうか、私はこれが嫌なんだな、あれに傷ついたんだな」「本当はこうして欲しかったんだな」「本当はこういう生活を送りたいんだな」と、自分の本心を汲み取っていきました。

ここはとても大切なことだと思うので、何度も言いますね。

大切なのは、自分の感情に見栄を張ったり、嘘をついたりしないことです。それがどんなに醜い感情であっても、恥ずかしい感情であっても、いったんまるごと「ありのままの自分」として受け入れること。

あなたが思い描く「なりたい自分像」とは、今の時点ではかけ離れていたっていいんです。

この本音の部分を否定して抑圧してしまうと、ただただ息苦しくなるだけで、絶対に解消されることはありません。

どんなに醜くても、どんなに恰好悪くても、認めてあげてください。感情は悪魔ではありません。ただの素直な気持ちです。それを認めて受け入れることでやがて解消され、「なりたい自分」にもなれるはずですから。

では、自分の中にあった不満や希望を理解できたら、次にどうするのか。

ここでやっと、相手に素直な気持ちを伝えます。

でも、ここでもおさえておくべきとっても重要なことがあります。

それは、私たちが抱えていた「不満」は、私たちが自分で勝手に抱いたもので、相手には何の責任もないということです。

「いや、確かに相手が酷いことを言ったから、私は傷ついたんだ。そうじゃなかったら私はこんなに怒っていない」と思うかもしれませんが、「傷つくこと」「怒ること」を選んだのは私たちの心であって、相手が無理やりにそうさせたのではありません。

じゃあ、勝手に傷つき怒っている私たちが悪いのでしょうか?というと、そうでもありません。

そう、感情はひとつの事実であって、良いとか悪いとかいうものではないからです。敢えて言うのであれば、その感情は、私たちを幸せな気分にさせるものではなかった、ということです。

大切なのは、「相手のせいではない」「しかし私はそのとき傷つき、苦しんだんだ」という両面をまずは自分自身が認めるということです。

そして私たちが相手に伝えるのは、「あなたはそんなつもりはなかったんだと思う。でも私はそれによって傷ついたのよ」という事実のみです。

私たちが傷ついたのは相手のせいではないので、相手を責める必要は全くありません。しかし傷ついたのは確かなので、それを知ってもらう必要があるのです。

相手は、私たちを傷つけたという認識があったかもしれないし、なかったかもしれない。

わざときつく言ってしまったのかもしれないし、無意識だったのかもしれない。

でもそれを責めていても、解決はされないままです。

私たちには私たちの事情があるように、相手にもまた相手の事情があったのです。

自分の弱い本心を理解したのと同じように、次は相手の弱い部分も汲み取ることが必要です。

夫婦のケンカや話し合いで上手くいかない原因の一つに、正論をぶつけ合うというものがあります。

でも、夫婦関係に大切なのは思いやりや愛情や歩み寄りであって、正しさではないと思っています。

それに、人はそれぞれに“自分なりの正しさ”を持っています。

本来、感情に正しいとか正しくないとかはないと私は思っていますが、人は何かしら、自分の中に正しさを持っているものだとも思います。

お互いがその正しさを押し付け合うことで、夫婦関係に愛情や思いやりが満ち溢れるならそれでいいのですが、きっとそうはなりにくいでしょう。

私たちの目的が自分の正しさを証明することではなく、パートナーと心地良い関係を築き、家族みんなが幸せでいれる家庭をつくることならば…。

自分の正論を押しつけることが効果的でないのなら、そのアイテムはいち早く手放してしまった方がいいですよね。

では、あなたの中にある不満や正論ではなく、ただその時傷ついたという事実を素直に伝えたとしましょう。

なぜ傷ついたのか、どのように傷ついたのか、丁寧に伝えてみます。

相手は私たちの負った傷を、最初は拒絶するかもしれません。誰しも、自分が傷つけた話など耳が痛くて聞いていられないですよね。

私たちの話を聞いてくれている相手が、その時間苦痛を伴うことを十分に考慮してあげます。

だから私は、実際に話し合う時には最初にこう言いました。

「私たちは今お互いに傷ついているけれど、必ず二人で乗り越えられると信じているし、私は何があってもあなたと幸せな家庭を築きたい。お互いにとってもっと心地いい関係でいたい。あなたに私の意見を押し付けるつもりはない。ただあなたには私の気持ちを知っていてもらいたいし、私もあなたの気持ちをもっと理解したいと思っている。だから少し話がしたい。」

このように自分の方向性を伝えることで、「私はあなたを責めたくて話し合いをするわけじゃないよ。とても大切に思っているから、一緒にこの危機を乗り越えたいって、願っているんだよ」という気持ちをパートナーに理解してもらうように気をつけました。

だってもし突然、「あの時、こう言われて傷ついたんだ…」なんて言い出したら、相手は「ぅわー、今から俺責められるんだ~っ><」って思って、必死に自分を守ろうと心を閉じてしまうかもしれません。

しかし私たちの目的は攻撃ではなく、相互理解とお互いにとっての心地良い関係づくりなんです。だったらその意図を伝えて、パートナーが安心して話を聞けるような雰囲気をつくることが大切ではないでしょうか。

私が夫と話し合いをするときには、もちろん、ケンカの話をするわけだから暗い空気にもなるし、たくさん泣いてしまったりもするのだけれど、必ず希望をもって話をするように心がけました。

私はいつも笑って過ごしていたいと思っていること。夫婦生活がお互いの我慢になってしまうんじゃなくて、一人の生活より楽しく幸せなものであってほしいこと。良き理解者になりたいと本当は望んでいること。

そして、これらの願いは、私たち二人なら必ず叶えることができると信じているということ。

今回はお互いに傷つけ傷ついたかもしれないけれど、本当はあなたとこういう生活を送りたいと願っているから、どうすればこんな関係になれるか、一緒に考えていこうよと伝えていました。

誰しも最初は、幸せな家庭を望んで結婚したはずです。

全てに不満を持ち、毎日愚痴をこぼし、パートナーに不信感と苛立ちを抱きながら生きることを、誰ひとりとして望んでなんかいないはずです。

私は、楽しく、笑顔で、愛情や思いやりのある毎日の中で心穏やかにこの人生を生きていきたいと願っています。

だから、それを実現させるんです。なにがなんでも。

自分と向き合い、こんな話し合いを何度も何度も繰り返してでも…。

私は今、とても円満で幸せな夫婦生活を送っています。何度も涙を流しながら途方に暮れたこともありましたが…

頑固にも幸せになりたいという願望だけが消えなかった。

幸せな夫婦関係を諦めることができなかった。

私にとっては、離婚というのは最終手段でした。二人でいるよりも、一人でいる方が明らかにお互いが幸福であるという結論に二人が心から納得し、その選択を絶対に後悔しないと確信した時だけが離婚を選ぶときだと思っていました。

私が抱くひとつの「なりたい自分像」であり、度々夫に伝えてきたある思いがあります。

「私は絶対に、外で夫の愚痴を言うような人にはなりたくない。そんな光景が、どんなに当たり前のように繰り広げられていたとしても、どんなに気分爽快に見えたとしても、私は絶対にそんな人生を送りたくはない。何年経っても一緒に笑ってる幸せな夫婦でいたい。それがたとえ世間の非常識になったとしても、私は何がなんでもそういう人生を送りたい。」

こんなことを言葉にして伝えるのは少々気恥ずかしいですよね。だけど、パートナーに自分の生き方、あり方、望みを理解しておいてもらうことは大切なことだと思うので…私は堂々と言っちゃいます。

あなたとあなたのパートナーも、きっと幸せな家庭を築くことを願ってスタートされたと思います。愛情は必ずまた育てなおすことができます。

もし、自分の思いを上手に言葉にできないなら、日頃から感謝の気持ちを伝えるだけでも違うと思います。もちろん、言葉だけじゃなく本心からですよ^^感謝を伝えるって、とてもとても大切なことだと思います。また、感謝できる部分を見つけられるということは、それがどんなに些細なことでも、素晴らしいことです。

なんだか複雑に思えることも、紐解けばとてもシンプルだと思います。

私たちの心が求めるものは、手を伸ばせばきっとすぐ目の前にある。

私たちがこのような姿勢を持つことができれば、間近でそれを見て育った子どもは、人生の生き方や人とのコミュニケーションに大切なことが何かを感覚的に学べるのかもしれません。

両親が互いに思いやり、支え合っているのを肌で感じ、その思いやりをきっと楽にマネてくれます。

そのような環境のもとで育つことができるなら幸せなんじゃないかなと思います。

その土台の上に、長い長い人生を積んでいけるのですから。

だからもし、パートナーとの間に違和感や問題を感じたら、それはチャンスなんです。

「逆境の中には、すべてそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている」

これは、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」という本の中に書かれている言葉です。

トラブルは、それが起こらない日々よりももっと良くなるチャンス。もっと言うと、そう捉えて努力出来る人のみに有効となるチャンスです。

現状が厳しければ厳しいほど、「絶対に良くしてやるぞ!」という決意がなければ乗り越えられませんが。しかし決意さえあれば確実に家庭環境は良くなると私は信じています。

諦めのエネルギーではなく、変化のエネルギーを大切にしましょう!

子育てに疲れて離婚しないために、必要なもの

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理想を形にするためには、とても大切なことがあります。

それは、「忍耐」「繰り返し」「継続」です。

あなたは今、「家庭をより良くし、心地良い生活を手に入れる」ことを心に決められましたか?

もし、強い願望をもって決意されたのであれば、昨日とは違う今日を過ごしてみてください。

今日一日の中にあった、良いこと、嬉しいことを一つ見つける、それだけでも一つの変化です。

こういった、一つ一つの小さな変化が、積もり積もって大差になります。

だからきっと、最初はほとんど望む結果は得られないこともあると思います。壊すのは簡単でも、築くのには時間がかかります。これは明日が劇的に変わる魔法のようなものじゃなく、習慣や心構えによって少しずつ変わっていくものなんですね。

あなたが真剣に訴えることも、一度や二度では相手に届かないことも沢山あるかもしれません。

それでもあなたが諦めさえしなければ、あなたの家庭も、子育ても、必ず良くなると信じています。一緒に明るい未来を手に入れましょう!

諦めないこと

これは家族の問題だけでなく、何かにくじけそうになった時にいつも私が自分に言い聞かせていることです。

「諦めない」っていうのは、やり方や意見を変えないってことじゃなくって、「幸せになることを諦めない」ということです。

今のやり方が上手くいかないなら、やり方を変える必要があるし、今持っている自分の意見や考えが幸せを遠ざけてしまうなら、それを変える必要はあると思います。

「諦めない」とは、今の形を押し通すってことじゃなくて、望む結果を手放さないってこと。

「幸せな結果」が欲しくて、やり方も考え方も必要に応じて沢山たくさん変えていく。

幸せになることを諦めさえしなければ、必ずそこに行きつけると信じています。

あなたが望む家庭を築けることを、私は確信をもって応援しています。

「狼少女」の話が紹介されており、今回の記事を書くにあたって参考にしました。この本では、子育てのことだけでなく、社会についても少し触れられています。現在子育て中の方や、将来子どもを望んでいる多くの方にも楽しんでもらえる内容になっていると思います。

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